あの頃の野島伸司作品を語りたい

こんばんは。今夜は名作ドラマが続出しまくっていたあの頃の野島伸司作品を語りたいと思います。

野島伸司作品と言えば、弱者が悲惨な目にあう展開が多くて何かと問題作扱いになることが多いのですが、その悲惨さこそが野島伸司作品の大きな魅力です。


■時代の象徴 胸を打つ野島作品

最近では『明日ママがいない』で主演の芦田愛菜が赤ちゃんポストに入れられていたから「ポスト」と呼ばれているという設定がショッキングすぎると視聴者から抗議が殺到して、ドラマ放送期間中にスポンサーがおりていくという展開がありましたよね。

視聴者はもっと柔軟になれないのかなあと思いましたよ。社会的な日陰を描いたらいけないんですか?って話です。


とはいえ、野島伸司作品はヒロインに対して独特の女性像を追及しているフシはあります。

圧倒的な透明感のあるビジュアルで、儚さ、危うさ、芯の強さ、清楚さがあり、性格は真っ直ぐで汚れが無いように見えて無邪気な小悪魔、だけど高確率でまさかの男性経験がある。みたいな感じの。

なんなら理不尽な暴力によって純潔が奪われたりしても、その清らかさは失われたりしないんだ!みたいな。

『未成年』や『高校教師』における桜井幸子がまさにそれ。桜井幸子、広末涼子、深田恭子、松本恵(現在は莉緒)、池脇千鶴と上げていくと、どことなく共通点がありますよね。


■最も好きだったドラマ『リップスティック』

数ある野島作品の中でも特に好きなのが『リップスティック』です!今でも年に1度は見直してしまいますね。当時の広末涼子の良さの全てが詰まっているようなドラマですよ。

かつて野島伸司作品の常連だった、いしだ壱成も素晴らしい。昼顔で怖い相手のお嫁さん役をやった伊藤歩もこの頃は初々しいです。

何よりインパクトがあったのは、真面目な世話焼きキャラだった池脇千鶴演じる真白が、母親の再婚相手から乱暴されていて妊娠してしまうこと。

それを母親が嫉妬して「泥棒猫」などと言い、夫と別れず、自宅に帰れた彼女は再び夫の犠牲になってしまって自殺をしてしまうところです。

彼女が飛び降りてしまった回では、衝撃すぎて見終わってから放心していましたよ。真白の通夜で広末涼子が激高して傘で刺してしまうんですけど、その時の捕えられた広末の悲しい顔がなんともグッとくるんです。

このドラマの影響で、すごい年上の人に対等に振舞おうとする痛い時期がありましたw

そう、基本的に野島伸司作品は中二病の塊なんですよね。中二病だからこその思春期の危うさや、ひたむきさがタマラナイんです。


■一風変わりつつも野島ワールドだった『プライド』

野島作品は思春期の男女を描いたものが多いイメージですが、一方で『プライド』や『101回目のプロポーズ』などの大人の恋愛も描いています。

『ひとつ屋根の下』や『101回目のプロポーズ』なんかは不器用で真っ直ぐな男性の泥臭い誠実さに控えめな女性が華を添えるような感じで『プライド』はそこから泥臭さを抜いてスマートにした感じでしょうか。

木村拓哉と竹内結子っていう最強のタッグだったのもありますが、個人的にはアイスホッケーが全く似合っていなかった染五郎がツボでしたw 

特に主人公が不在の時に、キャプテンに代わって試合前のメンバーに発破をかけるためにウィンウィン言いながら煽るシーンとかなんかのコントですかっていうくらいハマってないのに大真面目だったので気に入っていますw


だんだんと野島伸司作品かあ!と思うドラマが減ってきて、今もちょこちょこドラマをやっていますがパッとしませんが、間違いなく『高校教師』『人間失格』『未成年』『聖者の行進』『リップスティック』と、時代の最高峰のドラマでした。

テーマ : 懐かしのドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

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プロフィール

ちょっこ

Author:ちょっこ
1983年産まれ、東京生まれ東京育ち。東京ディズニーランドと同い年。ファミコンとも同い年。キレる17歳って言われていたあの世代です。

昔っからテレビっ子。ドラマ大好き。今はテレビの他にHuluでもあれこれ漁っております。

懐かしのドラマのレビューや、最新のドラマ情報やあらすじ紹介なんかをあれこれ書こうと思っています。

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