『黒川の手帖』3話のあらすじと感想

黒革の手帖

【2話の記事はこちら】


ドラマ化ごとに高視聴率になる『黒革の手帖』の3話が放送されました。

予告では村井と波子に正面と背後から刺されるシーンが入っていましたが、先にお話すると夢オチです。んなあこたあないです流石に。

元子刺されたら『黒革の手帖』早々に終了になってしまいますからね。

でも波子も村井も元子に相当な恨みが残ってしまいました。確かにちょっとやりすぎな元子なので、身の危険はあると思いますよ。

今回はそんな夢オチ以外にもツッコミ所がいくつかあったので、簡単なあらすじ紹介の後にちょこちょこ書いてみますよ。

■3分で読める!『黒革の手帖』3話のあらすじ

登場人物

原口元子(武井咲)…大手銀行で派遣切りにあったが、脱税用の借名口座を斡旋していた事を逆手に1億8千万を手に入れ、銀座で自分の店『カルネ』をオープンさせた。

安島富夫(江口洋介)…秘書をしていた大臣の病死を受け、長谷川の後ろ盾で立候補することになった。ひったくりにあった元子を助けた事で元子の店に通うようになる。

山田波子(仲里依紗)…元子の元同僚。元子と一緒に派遣切りにあい、カルネで働くが楢林に取り入ってカルネの真上に店を出すはずだったが元子によって阻止される。

楢林謙治(奥田瑛二)…楢林クリニックの院長。燭台の常連客だったが、波子に入れ込んだ事で激高した中岡に楢林クリニックの裏帳簿を持ち出され、元子に多額の資金を要求され、波子の店の開店資金を元子に渡すことになった。

中岡市子(高畑淳子)…楢林クリニックの看護師長。長年に渡り楢林を公私共に支えてきたが、波子に心変わりした楢林に捨てられる。

村井亨(滝藤賢一)…元子が勤務している世田谷支店の次長。不正に加担していた。

長谷川庄司(伊東四朗)…政界に権威がある男。安島の後ろ盾になる。安島に選挙に勝つために堂林家と政略結婚の見合いを命じる。

堂林京子(江口のりこ)…安島の見合い相手。元夫と死別したバツイチ。堂林家の発展に貢献してくれるなら愛のない結婚でも構わないと思っている。

牧野(和田正人)…銀座の美容室のオネエ店長。元子のヘアセットを担当している。銀座の噂話に詳しい。


さらっと読む『黒革の手帖』3話のあらすじ

・楢林に何をしたと開店前のカルネに押し入る波子。銀行からどうやって大金を手に入れたのか絶対尻尾掴んで銀座で商売できなくしてやるからなと騒いで摘まみ出される。

・橋田が来店して、元子に本気で惚れたので2人きりで泊まりの旅行がしたいと口説くが、のらりくらりと交わされて苦虫を潰す。

・安島は世話になった議員の法要の席で、立候補すると宣言した議員の妻の後ろ盾を支援者から強く求められる。

・元子は中岡に高級物件を紹介してエステサロンの経営を奨めるが、楢林に未練があるのであまり乗り気なってくれない。

・銀行から子会社へ異動になっていた村井を訪ねる波子。元子が銀座で店を出した事を告げ、元子が突然退社した直後に藤岡支店長と村井が飛ばされた事を不審に思って色仕掛けで元子が銀行で何をしたんだと聞くが答えない。

・安島がカルネに来店し、元子が父親の借金のせいで男性を信用出来ず結婚や恋愛を求めていないという身の上話を聞いて、安島にも同じような経験があるから、元子には何でも心を許して話してしまうと言う。

・そこに村井が無理矢理店内まで入ってきて、安島の隣に座り「この女とは色々あったんだ」と叫んで突っかかりながら飲み始める。

・安島が電話をとって離席すると、村井は子会社に飛ばされ収入は3分の2にまで減った。100万円貸してくれと言い出す。

・断る元子に洗いざらい話したらお前も転落するんだぞと脅しにかかるが、転落するのはお互い様、子会社に飛ばされてもそれなりの給料貰えてはずなんだから贅沢言うなと言われて追い払われる。

・元子は帰り道、村井と波子に報復されて刺される夢を見る。

・自宅に中岡が訪ねてくる。元子が楢林から工面した退職金を楢林に返して欲しい、エステサロンの経営も断ると話す。

・都合よく男に使い捨てられていいんですかと元子が言うと、逆に銀座に店を出して沢山のお金を手にしてそれで幸せかしら?夫の借金に苦しんだとしても、夫を愛していた元子の母親は不幸ではなかったのでは?と返す。

・本当の女の幸せは金では手に入らないもの。貴方は女の幸せを知らない可哀想な人にしか見えないと言って出て行った。元子は中岡の残していった札束に縋るように手を伸ばして気持ちを保とうとした。

・長谷川から命じられた通り堂林京子見合いをする安島。京子は自分が大会社の娘である立場を利用されている事を充分理解しているので、結婚しても安島のプライベートには一切口を出さない。その代わりに自分にも一切口を出さないでくれと結婚の条件を突きつける。

・閉店後のカルネに現れる村井。元子に酒をぶっ掛け金の無心をする。全部お前のせいだと激高する村井に自業自得だと煽る元子は「お金は出せないけれど殴れ」と言って殴らせ気が済んだかと言う。

・さらに激高した村井がネクタイで首を絞めてきた所に安島が止めに入る。

・安島が警察に連絡しようとすることを必死で止め、気分転換にどこかへ連れていって欲しいといって、摩天楼が見えるビルの屋上へ連れていかれる。

・改めて結婚興味がないと話す元子に、では何が欲しいのか?と聞く安島。元子は銀座で一番の店を持つことだと答える。

・私はお金に勝ちたい。両親はお金に負けた。だから私は誰より沢山お金を手にして、お金に勝って、お金を支配したいと語る。

・牧野から銀座で1番大きなクラブ『ルダン』が売りに出されるという情報が入る。どうしてもルダンが欲しくなった元子は資金源として隠し預金で3億抱えている橋田を次の獲物に決めた。


■『黒川の手帖』3話の感想

・随分安っぽい演出が目立った3話

予告の挟み撃ちが夢オチなのはいいです。良くある話です。でもそのシーンで倒れた元子のすぐ傍のビルの隙間からあからさまなスモークがもくもく立ち上がっているのが気になってしまいました。

スモークは見えない所から満遍なく焚いてくれませんかw

さらに、村井がネクタイを外してSMプレイの女王様さながらにテーブルにパァン!って効果音付きで打ち付けたシーン!どうしたw

最早コントなのか、笑って欲しいのか。テレ朝は時々サスペンスシーンを過剰な演出で笑いに持っていく癖がありますねw

一番は『奪い愛・冬』の「ちがわーなーいーよー!!」でしたけど。

でもこうした過剰なサスペンスシーンでは滝藤さんの顔力が映える映える。あの血走った目が迫力満点です。

『半沢』の時みたいな弱弱しい感じより『ウロボロス』の時くらい弾けている滝藤さんを見ている方が好きですねえ。


・元子の心の闇

今回は真正面から「お金では本当の女の幸せを手にいれられない。あなたは本当の女の幸せを知らない可哀想なひと」と男に捨てられた惨めなおばさんに見下されてしまうという屈辱を味わいました。

あの、中岡が出ていった瞬間に、思わずガッと札束を掴んで意味なく帯を外して札束を数える元子に、お金への執着と孤独が見られました。

確かにちょっと孤独ですよね。本人は敢えて人と寄り添わないように生きていますが、とても孤独です。可哀想な人だなっていうのも納得しました。

でも、借金に苦しんで死んでいった元子の母親を、その借金作った旦那を愛していたから苦労かけられたって不幸じゃなかったんんじゃないかっていうのは違うと思うなあ。

中岡が楢林にそうされたら、そう思えるのかもしれないけれど、ただのダメ男に引っかかる女の思考ってだけですよね。

クソみたいな男に引っかかってゲスな捨てられ方したのに、いつまでも未練や情を抱える、男にとってこの上なく都合の良い女が出て来るのが松本清張!!

実際そんな女性いますけども。


・江口のりこを見直したの巻

『ウチの夫は仕事ができない』の中でも、一番受け付けなかったのが江口のりこが演じている義姉だったんですよ。

面白いキャラとしてウケて欲しいんだろうけれど、全然笑えないし、話の食い込み方とかイライラしてくるし。

3話あたりから出て来るだけでイラっとしていた彼女だったんですけど、堂林京子を演じる江口のりこは良かった!

美人でもないし、バツイチで本来なら魅力はないはずの自分だけど堂林グループの会長の娘っていうたった一つで最大の武器だけで戦うプライドの塊っていう女性を見事に出していました。

幸薄い女をやらせたら右に出る者は居ないと思う木村多江が居ますが、儚げな顔立ちは「支えて尽くす」みたいなイメージが強くて、京子みたいな取柄と言えば自分の家柄しかないけど、安島と対等、あるいは上から見る立場であろうとする気の強さはキャラに合わないような感じがしますね。

『大奥』で正室っていうプライドがあるので家光に媚びれない孝子を演じていましたけど、そこはかとなく儚かったです。

京子に江口のりこを持ってきたのは素晴らしいキャスティングだなと思いましたね


・最早変態の域に来ている橋田が凄い

キャスティングがイイと言えば、橋田を演じる高橋政伸もいいです。

2話でちょっとお休みでしたけど、3話ではグイグイきていて、あの苦虫潰した時の「ぐぬぬ」って表情の狂気。さすがです。

お泊りを迫る所なんて、もうそろそろ変態の域ですよね。

実際ホステスさんは、ああいう金だけはある気持ち悪いオッサンたちが涎垂らして口説いてくるのをうまーくかわして転がしているのでしょうか。

次回はいよいよその変態橋田が新たなターゲットになったので、どんな手を使うのか楽しみです。っていっても黒革の手帖に書いてある情報で脅す以外に他に手口はないんですけどね。

発狂する高橋政伸に乞うご期待です!


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テーマ : ドラマ感想
ジャンル : テレビ・ラジオ

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プロフィール

ちょっこ

Author:ちょっこ
1983年産まれ、東京生まれ東京育ち。東京ディズニーランドと同い年。ファミコンとも同い年。キレる17歳って言われていたあの世代です。

昔っからテレビっ子。ドラマ大好き。今はテレビの他にHuluでもあれこれ漁っております。

懐かしのドラマのレビューや、最新のドラマ情報やあらすじ紹介なんかをあれこれ書こうと思っています。

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