スペシャルドラマ 『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編 後編』のあらすじと感想

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『ゆとりですがなにか』の続編が2週連続でやっていて、『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』の後編が放送されました!

面白かった!前編に比べるとちょっと重たいし、ちょっと胸が痛くなるシーンがありましたが、クスっとくるシーンが多くて面白かったですね!

さっそく詳しいあらすじを紹介します!


■『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編 後編』のあらすじ


プロローグ

東京から地元の郡山まで戻ってきた山路(松坂桃李)はスーツケースのキャスターが取れてしまったのでホームセンターに寄る。そこで同級生の笠木久美(蒼井優)と再会し、彼女が2ショットの写真をインスタに上げるなど、一通り今っぽいやりとりをした後でアッサリと別れたが、山路はまだ少し話をしていたかった。

山路が突然退職したと聞いたまりぶ(柳楽優弥)は山路の学校を訪ね、教頭に詳しい事情を聴く。

生徒からは絶大な人気があるものの、学年主任という中間管理職で、クレームの激しい保護者と、頑固で取り合おうとしない目上の教員との間で激しい板挟みにあい、保護者との面談で泣き出してしまう程精神的に追い詰められて、封筒が限界まで膨らむ程の分厚い辞表を書いて去ったという。

まりぶはその話をタワマンの内覧に来ていた正和(岡田将生)の所まで来て説明していた。


正和が骨折している事を知らなかったまりぶが事の顛末を聞き、断片的な記憶を時系列で繋げていくと、正和が山路を呼び出しておいて、社会人とは名ばかりで、正和が味わってきた苦労なんて何も知らない小学生相手にラクして生きていると罵ってしまったせいで山路が学校を辞めてしまったという結論に行きつき、激しい自己嫌悪が襲ってきた。



ゆとりですがなにか純米吟醸純情編 後編のあらすじ①

正和はあの日、本当は相談に乗って欲しかったという本音を思い出していた。

だが1年ぶりだったのでカッコつけてしまった部分があって、それがどんどんあんな醜態になってしまった。後悔しながら『小学校教諭 自殺』で検索してしまうなど、だいぶ思い詰めてしまっている所へ、山岸(太賀)から山路が福島に居るらしいという電話が入る。

久美がインスタに上げた山路との写真に『♯山ちゃん』というタグを付けていたのだ。写真の後ろには赤べこを抱いた男性のポスターが写っており、福島の店舗ではないかと言う。

正和は以前山路が福島の郡山出身である事を聞いていたので実家に帰ったのだと確信した。山岸はこっそり茜の妊娠を教えようとしたのだが、正和は急いで電話を切って郡山まで探しに行くことにした。


郡山でインスタの写真を見せて聞き込みを始めるまりぶと正和。山路は地元で武勇伝ばかりのカリスマ的な人気者だった。実家を教わり、訪ねていくと、快く招き入れてくれた。

山路は東京で初めて友達が出来たと言って正和やまりぶについて詳しく両親に話していた。正和の家で作っている酒も、友達に貢献したいといって買って、実家にも置いているという山路の思いやりに正和はいたたまれず、自分のせいで教員を辞めてしまったと土下座をした。

が、山路が両親に話した教員を辞めた理由は『失恋』だったという。


鳥の民で正和と別れた後、山路は怪我をしたままだったが、ずっと思わせぶりな態度が続いて煮え切らない関係が続いた悦子(吉岡里帆)が他の男性と会っていると確信していたのでデート現場まで乗り込んで行った。

そこで悦子から手ひどく「私達はとっくに終わっている」って宣言される。優しいが世間知らずで恋愛的な常識もない、と別の男の前で罵られしまった山路は、そのまま郡山に帰ってくることにしたのだという。

正和が自分のせいではなかったと安堵していた頃、その山路はだいぶカッコつけたのファッションになって、女の子を連れて坂間酒造を訪ねていた。

タワマンの内覧には行かず留守番をしていた茜(安藤サクラ)が2人を応対する。


ゆとりですがなにか純米吟醸純情編 後編のあらすじ②

山路はなんと久美と駆け落ちをしたのだと言う。茜に詳細を話す山路。

失恋して傷心だったタイミングで、同級生で、実家がスナックで、高校には行けてないという幸薄い系の可愛い子の久美が気になってしまい、実家に寄る前に久美の実家のスナックを探して入ることにした。

そこで聞いた久美の身の上話は、高校中退して、付き合っていた先輩にはすぐに捨てられ、歳をサバ読んで水商売で働き、22で娘の未来を産むが、相手の男とは結婚しないでいるうちに別れてしまった。

今付き合って同棲している男はいるが、娘に対して乱暴で手が出てしまう、久美は止めようとするが一緒に手を出されてしまう。怯えて懐かないので余計に上手くいかない。

その状況は良くないとわかっているが、家賃の折版もしてくれているので悪い人ではないと別れる気はない。


そこまで聞くと、山路は勢いで自分が2人を幸せにするとタンカを切ってしまい、そのまま2人を実家に連れていき駆け落ちすると土下座をして、東京に連れ帰ったのだと言う。

教員を辞めた自分には何も無いって思っていた所に「ずっと誰かに連れ出して欲しかった」という久美と、娘の未来の為に生きていくという生き甲斐を見つけて山路も救われたようだった。

が、茜はそこに久美が居ない事を指摘する。

なんと久美は東京まで来たあとで「ごめん、楽しかった」とラインだけ残して未来を置いて逃げてしまったのだ。

茜は思う存分山路をダッセー!!と罵り、それまでカッコつけていた山路も嗚咽を漏らして泣いた。


夜、駆け落ち相手と聞いた久美のスナックに寄ったまりぶと正和の元に、茜から山路と未来が坂間家にいるという情報が入る。

久美は東京に遊びに行ってきたと嬉しそうに土産を配っていた。まりぶが彼氏と言ったのかと聞いてみると「いいなと思った人だけどちょっと違った」と言ってのける。

その場で山路の友人であると言い、久美を坂間家に連れて帰った。


ゆとりですがなにか純米吟醸純情編 後編のあらすじ③

明け方、坂間家で対面する面々。

茜は久美の様な無責任に娘を捨てる親がいるから「ゆとり世代の母親はネグレクトする」とか言われるんですよと説教すると、久美はネグレクトなんて東京の大卒が考えたものだと反論する。

自分はゆとり教育が始まった高校の時には中退してゆとり教育なんて受けていない。中卒で生きていくことに必死でゆとりなんて感じた事もない。そんな自分の苦労も知らないで、今目の前で無責任な自分を見て芽生えた正義感で説教しないでくれと言う。

正義感ではコントロールしきれない子どもを育てる事なんて出来ない。好きな男が自分の子を殴る、そこに正義なんてない。

大事にするとか守るとか言ってくれる人は今まで何人もいたけど、皆最初は正義感でそう言うけど、いずれは手や足が出て来るものだ。だからもう幸せになろうとなんて思わないと開き直る。

未来は山路はそんな男じゃない、だから山路と一緒になってくれと泣きそうになりながら必死に焚きつける。

夜通し運転して寝ていたまりぶが起きてきて山路は久美の事も未来の事も好きだから大丈夫だとなだめた。


だが「好きだけじゃ不安だ」という茜。ちゃんと責任感を持って、ちゃんと子どもを育てることが親として正義だし義務である。自分はそういう親になりたいと言った。

久美は茜に今何ヶ月か聞くと、茜は4ヶ月と答える。

そこでようやく正和達は茜の妊娠を知った。正和が坂間家の家族を起こして知らせ、坂間家たちは全員で茜を祝福した。

その普通の家族風景を久美は羨んだ。


山路は自分の事も不十分で誰かと幸せになる余裕もないのに、久美に上から目線で幸せにしてやるなんて言ってしまった事を詫びた。今の自分では久美と未来の人生を背負える器でない事を自覚して2人を見送った。


2ヶ月後、山路はかつての正和の営業先の弁当屋を紹介してもらい、パートのおばちゃん達に溶け込もうときみまろを聞いて勉強して楽しませていた。

久美はDVの彼氏の元に戻って暮らしているが、自分自身がしっかりしないと迎えには行けないという。

正和は坂間酒造を売却してから、別な所で一から作ってみようかと思っている、そこで山路も働かないかと誘った。

今の坂間家は兄夫婦は正和の母と同居する事を避けたがっていて、それに気づいている母は意地になって同居しようとしていて、、妹はそれを面倒そうに傍観していて、茜は自分の妊娠・出産に夢中で、バラバラになっている。

だから坂間酒造という軸を作る事で繋いでおかなくてはならないというのが正和の考えだった。


しかし、山路は学校という職場がどうしても好きなので、教員には戻れなくても教材を学校に卸したりと教育に関わる仕事をしたいからと断った。


その夜、正和は兄に坂間酒造を別に立ち上げる案を相談しようとすると、都市開発の計画が変更になってしまい、坂間家は土地売却に3億5千万を貰える対象ではなくなってしまった事を聞いた。

すでにタワマンを買ってしまったので、坂間家は返済まで15年はかかる3億の借金だけを背負う結果になってしまった。


山路は教頭に仕事を紹介してもらおうと学校に行ったのだが、教頭は辞表を教育委員会にあげてなく、心身の静養として休職している扱いにしてあると言う。山路は元の教職に復帰できることになって、再び教壇に立って子どもたちと触れ合っていた。

再び3人が鳥の民に集まった。正和は坂間酒造の新作「さとりの境地」を造ることにして、まりぶはエビチリを食べない中国人にウケるエビチリ専門店を作ってみようと中国へ留学する決意を発表した。

それぞれ、新しいステージに挑んでいく姿を正和は見守っていた。


■『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編 後編』の感想

・前編のシーンが多かった!

前編1時間に後編1時間だったんですが、後編にはちょこちょこと前編のシーンが入ってきていて2話分というよりは1.7話分って感じでしたね。

なのでちょっぴりボリューム感に欠けたかもしれない。なんで2週にわけるのかなって思っていたんんだけど、2時間スペシャルでは尺が不十分だったからなのかな。最初の久美との再会のシーンも郡山駅に着いたとこからで、1分くらいもう先週で観てたシーンだったし、正和が鳥の民で何があったのか思い出すシーンとか、無理矢理時間稼ぎしているような感じがしたな。


・DVのシーンに胸が痛んだ

久美の同棲している彼氏が未来に手を上げるシーンが色々リアルだったな。いるよね、遊園地まで来て子ども相手にブチ切れている若い奴。

せっかくこういうトコ連れてきてやってんのに、煩わせるな!とか楽しそうにしろよ!とか有難がれよ!みたいに怒ってるの。最初から連れて来るなよじゃあって思う。

そして娘に手を上げられているのに自分も乱暴にされると最終的には男のいいようにしちゃう所もリアル。そして決まって「ああゆう人だけど良い所もあるの」とか言うのね。

娘が必死にDV男じゃない人と一緒になって貰おうとしていたのに、結局その男の所へ戻ってしまうから、もう救いようがない。

で、何故か自分が一番ダメな女なのに「ここまで私がどんな思いで生きて来たのか知らないで、今のダメなところだけ切り取って偉そうに正論ぶつけてこないでよ!」って逆切れするところまで、すごーーくリアル!

今後も振り回されそうだから山路はもう関わらないで欲しいなー 未来ちゃんは可哀想なんだけど。ああゆうのはまわりの善意を蝕んでいくから。


・4ヶ月であの大きさかな?

茜ちゃん、妊娠4ヶ月って、撮影していた時7ヶ月くらいだったみたい。ちょっと大きすぎるよね!5ヶ月でも痩せてる人ならタイトな服を着てないとわからないよ!

2人目ならまあまあ大きくなるの早いけど、それでも4ヶ月であそこまでにはならないかなー。

ってドラマに結構真面目に突っ込んでみる。


・相変わらずまりぶが絶妙にカッコいい!

まりぶの「友達の将来を占った指で昼飯探すな」とか未来ちゃんに優しく「山路はママも君も大好きだから」と言ってあげる所とか、凄くカッコいい!

坂間家に未来ちゃん連れて来た時の山路もカッコ良かったけど、あんなチンピラな服着てるのにまりぶのカッコよさが全開の1時間だったな。

ちょっとゆとりちゃんでやましい気持ちが過っている所はあったけど、相変わらずまりぶは男の中の男なんだよな。

妊娠わかった時も最初に抱きしめるのは奥さんだろって言うとことか。もう、あんな旦那絶対苦労しそうなんだけど、さりげないイケメンポイントがクセになる!

また1年後に会おうってセリフがあったから、またスペシャルやるのかなー。今度は無理矢理時間稼ぎみたいなシーン少ないといいな。


改めて自分はクドカンドラマが好きなんだなと思った『ゆとりですがなにか』でした!

テーマ : ドラマ感想
ジャンル : テレビ・ラジオ

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プロフィール

ちょっこ

Author:ちょっこ
1983年産まれ、東京生まれ東京育ち。東京ディズニーランドと同い年。ファミコンとも同い年。キレる17歳って言われていたあの世代です。

昔っからテレビっ子。ドラマ大好き。今はテレビの他にHuluでもあれこれ漁っております。

懐かしのドラマのレビューや、最新のドラマ情報やあらすじ紹介なんかをあれこれ書こうと思っています。

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