個人的に最もグダグダだったドラマ『略奪愛 アブない女』について語りたい

こんばんは 今回は個人的にこれまで見て来たドラマの中で最もグダグダで、何週間もかけた壮大な放送事故だと思うドラマ『略奪愛 アブない女』について語りたいと思います。


■そもそもどうして『略奪愛 アブない女』を放送することになったのかから謎

98年にTBSで放送されたこの『略奪愛 アブない女』なんですが、この放送のまる1年前に同じTBSの同じ時間帯でやっていた『ストーカー 誘う女』のセルフリメイクといいますか、ストーリー展開がほぼ一緒、キャスト構成も一緒、舞台セットも一緒でキャストだけ入れ替えましたというもの。

前年の『誘う女』の方は、雛形あきこが父親の面影がある陣内孝則を慕ううちに恋をして強引に奪おうとするドラマで、部屋一面に陣内の写真を貼って、何かっちゃ写真にキスをする奇行を演じていました。

当時別の局でも渡部篤郎がストーカー役をやった『ストーカー逃げ切れぬ愛』が放送され、坂本龍一作曲の主題歌も含めて大ヒットしていて『ストーカーブーム』が起きていました。

『逃げ切れぬ愛』に比べると、やや陳腐な作りになっていたので視聴率は負けていましたが、それなりにヒットしたドラマでした。


問題の『略奪愛 アブない女』はこのヒットにあやかろうとしたのか、この時間に予定していたドラマが急におじゃんになってしまったので急遽間に合わせで作ったのかわかりませんが、制作陣マジで仕事してるの?という酷さでした。


まず、主演が赤井英和と鈴木紗理奈になり、2人とも壊滅的に芝居が上手くない。2人で標準語を話しているけど、関西弁でもへたくそな赤井英和がもっと棒読みになって聞いてられない感じでした。

どうしてこのキャスティングにしたんだ。そして標準語が苦手なら関西弁のままでも良かったじゃん!

ちなみに赤井英和の妻は稲森いずみが演じていました。苦痛だったろうなあ、あんな2人と共演してて。


■『略奪愛 アブない女』のスタッフを捕まえて小一時間聞いてみたい

『誘う女』では、職場の同僚で父親に似ている他人だったのが、兄弟という設定に変わっていて、より過激な内容になってはいましたが、その工夫を甲斐が全く活きていないクソドラマ『略奪愛 アブない女』の最も問題だったのは脚本でしょうか。

5話くらいまで、毎回前回までのあらすじとして15分くらい2人が関係を持ってしまったシーンから、妹としてしか見られないとなだめるが、アニキ私を愛して!と暴走されるという全く同じ流れを繰り返します。つまり45分の1話の中で本編部分は30分弱なんです。

またここから始まるのかよ!と毎回ツッコミを入れていて、ストーカー怖いとかを楽しむよりも、今日はどこで笑わせてくれるんだという酷さ。


最終回なんて、その前の回で刺されて「うっ!」ってなって終わっていたのに、最終回始まったらまだ刺してなくて、小瀬り合っているシーンからやり直していて、結局ナイフは叩き落とされて刺しませんでしたって別展開してますからね。

もうシーンとシーンのつなぎも出来てない!

え?前回のエンドは妄想だったの?なんだったの?って思いましたよ。

最終的にはストーキングしていた妹は心の病が原因なので治療を受けようということになって、夫は妻と仲良く生きて行こうっていうハッピーエンドなので、あんだけ揉めてどうして丸く収まれるんだと思いましたね。

これで当時17%の視聴率があったというから本当にびっくりする。

まあヒット作は当たり前に30%を超えていた時代なので、当時ではとんでもない大コケであることは間違いないんですが。


■主題歌が盛大に勿体ないまさかの『HOWEVER』

とにかく話が進まないし、次の回ではなかったことになっていたりして、グダグダの極みだったこのドラマなんですが、なんと主題歌が大ヒットしたあのGLAYの『HOWEVER』なんですよ!!

劇中の音楽もTAKUROが担当していたりして、実は凄いタイアップだったんです。

それでお金が尽きたのかな?とにかく、なぜ、こんなクソドラマなのにエンディングが大ヒットソングなんだ。。。と思いましたよ。


きっと関わった全ての人の黒歴史なのでしょうか、DVDやビデオ化はされていないようです。

あえて、どれだけクソドラマだったのか、見てもらいたい感じはしますが商品化したところで利益はないだろうという判断は大正解だと思います。


しかし、赤井英和ってこの頃よくドラマに出ていたけど、ちっとも上手くないですよね。半沢で久しぶりに芝居しているのを見ましたが、やっぱり下手くそでしたね。半沢の大阪編は面白かったけど、赤井英和と壇蜜が非常に残念でした。

私の中である意味で伝説となったドラマで、未だに色々ハッキリ覚えていますね。


他のドラマでもあれこれ語っておりますのでこちらの目次も覗いてみてやって下さい。

テーマ : 懐かしのドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

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プロフィール

ちょっこ

Author:ちょっこ
1983年産まれ、東京生まれ東京育ち。東京ディズニーランドと同い年。ファミコンとも同い年。キレる17歳って言われていたあの世代です。

昔っからテレビっ子。ドラマ大好き。今はテレビの他にHuluでもあれこれ漁っております。

懐かしのドラマのレビューや、最新のドラマ情報やあらすじ紹介なんかをあれこれ書こうと思っています。

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