何度も観てしまうドラマ『Mother』について語りたい

こんばんは。今日は何度も見返してしまうドラマ『Mother』についてあれこれ語りたいと思います。

2010年に日本テレビで放送された、芦田愛菜の天才ぶりで日本中に衝撃を与えたドラマ『Mother』なんですが、当時はノーマークでいたため、話題になっていた時には既に5話くらい話が進んでしまっていたのでスルーしてしまいました。

3年前にHuluに加入して「そういえば見たかったんだった」と思って夜中に見始めたんですが、止まらなくて止まらなくて。一気に5話くらい見てしまって完全に寝不足になってしまって。

翌日も気になってソワソワして、結局最終話まで一気に見てしまい、もう最後の3話とか嗚咽混じりで泣いていました。


■『Mother』のあらすじ

もうあたまりに知られているのであらすじはかかずとも良さそうですが、簡単に話の流れを言うと

小学校1年のクラスの担任を臨時で引き受ける事になった鈴原奈緒(松雪泰子)は、クラスでちょっと変わった道木怜南(芦田愛菜)に気に入られる。

怜南は母親の仁美(尾野真千子)交際相手(綾野剛)から日常的に虐待を受けており、仁美もそれに気が付いていたがシングルマザーの寂しさから交際を続ける方を優先し、黙認していた。

ところが、交際相手が怜南に女性的な興味を持っているようなそぶりがあった事を目撃し、嫉妬から真冬の夜に薄着の怜南をゴミ袋に入れて外に放置してしまう。虐待を心配していた奈緒がかけつけ、運良く発見して保護する。

学校は怜南の虐待の通報について慎重すぎる所があり、正規の方法で怜南を助ける事には望みが薄いと感じた奈緒は、怜南を海へ転落して事故死したように見せかけて東京へ連れていき、自分の子として育てる事にした。


奈緒が研究してた渡り鳥から「継美」と名付け、親子としての生活を模索する。

奈緒自身も、母親に捨てられて養母に育てられていたため、母親と娘という関係には思うところがあった。

奈緒の養母鈴原藤子(高畑淳子)は奈緒を引き取った後に産んだ次女、三女と同じように実子のつもりで育ててきたが、大人になっても一線を引く奈緒を機にかけていた。

しかも奈緒には内密に、奈緒を捨てた実母望月葉菜(田中裕子)が接触してきた事がひどく気に入らなかった。

葉菜は一度娘を捨ててしまった身で、今さら実母と名乗り出る資格がないことは承知していながらも娘を想っていた。


東京に帰ってきた奈緒を一目見て、娘だと気が付いた葉菜は想いを抑えきれず、孫娘だと思った継美に接触する。「うっかりさん」というあだ名をつけられ、打ち解けるうちに奈緒とも接触し、やがて継美は行方不明である道木怜南であることに気が付く。

何か大きな理由があると悟った葉菜は、鈴原継美として東京で学校に通い、普通に暮らせるように働きかける。だが、その過程で葉菜が実母だと気が付いてしまった奈緒は激しく葉菜を拒絶する。


鈴原家に身を寄せていた2人だったが、継美は奈緒が誘拐してきた怜南であると知った藤子は、犯罪者の家族になる事を避けるため養子縁組を解消し、2人は出ていく事になった。

実は重度の病を患っていた葉菜は入院していたが、継美の真相を知っているジャーナリストの藤吉(山本耕史)から仁美が東京まで来ている事を聞きつけ、急遽退院して2人を自宅に匿った。

仁美に見つかってしまうが、継美自身が仁美を拒絶する事で仁美は連れ帰ることを諦めて帰るが、警察に虐待死を疑われていた仁美は誘拐されて東京に居ると話す。

警察に捕まってしまう前に、違法で戸籍を買う事を進める葉菜だったが、手続きが間に合わず、奈緒は逮捕され継美は施設に保護された。

施設では継美から怜南に戻り、新しい生活を始めていた様に見えたが、ずっと奈緒を母として求めていて「もう一度誘拐して」と電話をかけてくる。

施設から一人で奈緒を訪ねにきた継美は、葉菜の最後を看取り、再び大人になったら必ず見つけるからと話して施設に返す。

10年後、2人は再開し、クリームソーダを一緒に食べていた。


という話です。


■それぞれの母と娘の関係が泣ける

もうね、ほんとね、すごいの!全部が!

松雪泰子は主演なんだけど、なんかもう色々食われちゃってて主演って感じがしません。

ひたむきに奈緒を慕う継美を演じた芦田愛菜ももちろん本当に素晴らしいんだけど、私が一番このドラマで絶賛したいのは、うっかりさんの田中裕子です!

『Woman』でも素晴らしかったんですが、うっかりさんキャラの方が好きですね。うっかりしてて、ほんわかしていて、でも芯の部分は全力で娘を守ろうとする母親なんです。

継美に対しても、真相を知っても奈緒の子、自分の孫として自然に接しているのもいいです。

病室で「貴方の娘でいさせて」と言われて、母として娘に接っしたい想いが溢れた時のあの抱擁シーンとか、あれで泣かないならどこでなら泣くの?みたいな感じです。


息子の件で色々言われているけれど、高畑淳子は役者として凄く上手いと思う。昼顔みたいに品のないズケズケ言う姑役もすごく自然に見えるのに、このドラマでの高畑淳子は身のこなしから何から全部クールで女社長!って感じで、毅然としていながらも母性が溢れる感じが凄く自然で。

奈緒を想う気持ちは実母には負けない!っていう意地も凄く良く表現が出来ています。養子縁組を解消して出て行った奈緒が葉菜の元へ身を寄せたと知った時の「あの子は出て行ったんじゃないわ、帰ったのよ」というセリフにその切なさや葛藤が良く出ていました。

素直にスッゲーと思います。


■一番芦田愛菜すげえと思ったシーン

個人的にあっぱれだなと思ったシーンは、養子縁組を解消する時の芦田愛菜の静かな「泣き」ですね。わんわん泣く子役は多いけれど、静かに自然に泣く子役の芝居はなかなか見ません。

カメラの奥で、きちんと座って自分のせいで奈緒が家族から家族じゃなくなる事を受け止めて泣く小さな継美は凄かったですよ。

その前の継美なりに奈緒を想って一人で室蘭に帰ろうとして、奈緒に見つかった時のお母さん!とか、仁美に「もうママじゃない」と言い放ってから奈緒に抱かれて「泣いていいの」と言われてからの号泣とか凄いシーンは沢山あるんですが、私は静かに泣いたこのシーンがベストですね!

仁美と継美の回想シーンで、海に置き去りにされかけて健気に仁美を追いかけたり、仁美が彼氏と旅行に行ってしまって一人で留守番しているとことか、もう可哀想で見ているのがツラくて仕方なかったです。

芦田愛菜の芝居が凄いからこそ、ちゃんと感情移入して見ることができたからですよね。

当時5歳だった芦田プロも中学生です。月日はたっていますが、この先も伝説級の名作だと思いますね!


他のドラマでもあれこれ語っておりますのでこちらの目次も覗いてみてやって下さい。

テーマ : 懐かしのドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

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プロフィール

ちょっこ

Author:ちょっこ
1983年産まれ、東京生まれ東京育ち。東京ディズニーランドと同い年。ファミコンとも同い年。キレる17歳って言われていたあの世代です。

昔っからテレビっ子。ドラマ大好き。今はテレビの他にHuluでもあれこれ漁っております。

懐かしのドラマのレビューや、最新のドラマ情報やあらすじ紹介なんかをあれこれ書こうと思っています。

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