個人的に最もグダグダだったドラマ『略奪愛 アブない女』について語りたい

こんばんは 今回は個人的にこれまで見て来たドラマの中で最もグダグダで、何週間もかけた壮大な放送事故だと思うドラマ『略奪愛 アブない女』について語りたいと思います。


■そもそもどうして『略奪愛 アブない女』を放送することになったのかから謎

98年にTBSで放送されたこの『略奪愛 アブない女』なんですが、この放送のまる1年前に同じTBSの同じ時間帯でやっていた『ストーカー 誘う女』のセルフリメイクといいますか、ストーリー展開がほぼ一緒、キャスト構成も一緒、舞台セットも一緒でキャストだけ入れ替えましたというもの。

前年の『誘う女』の方は、雛形あきこが父親の面影がある陣内孝則を慕ううちに恋をして強引に奪おうとするドラマで、部屋一面に陣内の写真を貼って、何かっちゃ写真にキスをする奇行を演じていました。

当時別の局でも渡部篤郎がストーカー役をやった『ストーカー逃げ切れぬ愛』が放送され、坂本龍一作曲の主題歌も含めて大ヒットしていて『ストーカーブーム』が起きていました。

『逃げ切れぬ愛』に比べると、やや陳腐な作りになっていたので視聴率は負けていましたが、それなりにヒットしたドラマでした。


問題の『略奪愛 アブない女』はこのヒットにあやかろうとしたのか、この時間に予定していたドラマが急におじゃんになってしまったので急遽間に合わせで作ったのかわかりませんが、制作陣マジで仕事してるの?という酷さでした。


まず、主演が赤井英和と鈴木紗理奈になり、2人とも壊滅的に芝居が上手くない。2人で標準語を話しているけど、関西弁でもへたくそな赤井英和がもっと棒読みになって聞いてられない感じでした。

どうしてこのキャスティングにしたんだ。そして標準語が苦手なら関西弁のままでも良かったじゃん!

ちなみに赤井英和の妻は稲森いずみが演じていました。苦痛だったろうなあ、あんな2人と共演してて。


■『略奪愛 アブない女』のスタッフを捕まえて小一時間聞いてみたい

『誘う女』では、職場の同僚で父親に似ている他人だったのが、兄弟という設定に変わっていて、より過激な内容になってはいましたが、その工夫を甲斐が全く活きていないクソドラマ『略奪愛 アブない女』の最も問題だったのは脚本でしょうか。

5話くらいまで、毎回前回までのあらすじとして15分くらい2人が関係を持ってしまったシーンから、妹としてしか見られないとなだめるが、アニキ私を愛して!と暴走されるという全く同じ流れを繰り返します。つまり45分の1話の中で本編部分は30分弱なんです。

またここから始まるのかよ!と毎回ツッコミを入れていて、ストーカー怖いとかを楽しむよりも、今日はどこで笑わせてくれるんだという酷さ。


最終回なんて、その前の回で刺されて「うっ!」ってなって終わっていたのに、最終回始まったらまだ刺してなくて、小瀬り合っているシーンからやり直していて、結局ナイフは叩き落とされて刺しませんでしたって別展開してますからね。

もうシーンとシーンのつなぎも出来てない!

え?前回のエンドは妄想だったの?なんだったの?って思いましたよ。

最終的にはストーキングしていた妹は心の病が原因なので治療を受けようということになって、夫は妻と仲良く生きて行こうっていうハッピーエンドなので、あんだけ揉めてどうして丸く収まれるんだと思いましたね。

これで当時17%の視聴率があったというから本当にびっくりする。

まあヒット作は当たり前に30%を超えていた時代なので、当時ではとんでもない大コケであることは間違いないんですが。


■主題歌が盛大に勿体ないまさかの『HOWEVER』

とにかく話が進まないし、次の回ではなかったことになっていたりして、グダグダの極みだったこのドラマなんですが、なんと主題歌が大ヒットしたあのGLAYの『HOWEVER』なんですよ!!

劇中の音楽もTAKUROが担当していたりして、実は凄いタイアップだったんです。

それでお金が尽きたのかな?とにかく、なぜ、こんなクソドラマなのにエンディングが大ヒットソングなんだ。。。と思いましたよ。


きっと関わった全ての人の黒歴史なのでしょうか、DVDやビデオ化はされていないようです。

あえて、どれだけクソドラマだったのか、見てもらいたい感じはしますが商品化したところで利益はないだろうという判断は大正解だと思います。


しかし、赤井英和ってこの頃よくドラマに出ていたけど、ちっとも上手くないですよね。半沢で久しぶりに芝居しているのを見ましたが、やっぱり下手くそでしたね。半沢の大阪編は面白かったけど、赤井英和と壇蜜が非常に残念でした。

私の中である意味で伝説となったドラマで、未だに色々ハッキリ覚えていますね。


他のドラマでもあれこれ語っておりますのでこちらの目次も覗いてみてやって下さい。

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ジャンル : テレビ・ラジオ

何度も観てしまうドラマ『Nのために』について語りたい

こんばんは 今日は何度も見返してしまうドラマの『Nのために』についてあれこれ語りたいと思います。

2014年にTBSで放送された、湊かなえ原作のドラマ『Nのために』なんですが、同じ原作者・同じスタッフでやっていた『夜行観覧車』がまあまあ面白かったし、窪田正孝が好きで予告から見る!と決めていたドラマでした。

原作を知らずに見ていたこともあったのですが、1話からどうなっちゃうんだコレ…っていう鬱展開で一気にハートを掴まれました。ハートを掴まれたの窪田正孝の「成瀬くん」も大きいですね!

このドラマで彼の知名度や人気はぐっと上がったように思います。個人的には2009年の昼ドラから目をつけていたのでじわじわメジャー作品に大きめの役で出てくるようになって、活躍を見守っていた感じだったのですが、成瀬くん以降は窪田正孝が好きだと言うと、ある種ミーハーな扱いを受ける印象があったのでなんか、複雑ですw


■『Nのために』のあらすじ

ざっとあらすじを紹介すると

愛媛県の小さな島で裕福な家庭に暮らしていた希美(榮倉奈々)だったが、父親(光石研)が突然愛人(柴本幸)を家に迎え、今日から好きに生きる。こいつと暮らす。お前たちは出ていけと言って母(山本未來)と弟と共に貧相な家へ追いやられてしまう。

生活水準を変えられない母のせいで生活費に苦しむ希美は愛人に毎日土下座をして食事を施してもらう事もあった。自立を試みるが母の妨害に合い、いっそ全部燃えてしまえと父親と愛人のいる実家に火をつけようとするが、希美を気にかけていた同級生の成瀬(窪田正孝)が止める。

その矢先、今度は成瀬の実家の料亭が火事で全焼する事件が起こる。中にいる成瀬の父親を助けようと飛び込んだ夏恵(原日出子)はショックで声が出なくなってしまう。

夏恵の負傷から、どうしても火をつけた犯人を突き止めたい夫・茂(三浦友和)は成瀬がやったのではないかと疑いを止められないが、証拠がない。

希美は勝手に成瀬が放火したと思い込み、かばう為に県で一人しか受けられない奨学金の申請を成瀬に譲り、成瀬は大学に行ける事になった。希美もなんとか父親に学費を出してもらって大学に行くことになる。2人は島を出ることになった。


学費以外一切を父親に頼りたくない希美は、風呂なしのボロアパート「野ばら荘」で暮らすことにしたが、そこには同じ大学の先輩安藤(賀来賢人)と、小説家志望の西崎(小出恵介)と、歳の近い住人がいた。3人はお互いの部屋を行き来する仲になる。


野ばら荘は都市開発のしつこい地上げにあっていて、これを守るために都市開発の関係者の野口(徳井義実)に接触し、見事野ばら荘を守る事に成功した。

たまたま、野口は安藤の就職先の上司になったため、そのまま付き合いが続くことになるが、野口の趣味である将棋で安藤に勝つために内緒で安藤に将棋を教えた希美がアドバイスをするという関係が始まった。

頻繁に野口家に通う中で、野口の妻奈央子(小西真奈美)も野ばら荘へ訪ねてくるようになり、西崎と話すようになる。

西崎は過去に母親からDVを受けていて、奈央子は夫からDVを受けている共通点から深い関係に発展する。

しかし不倫関係がどこからか野口の社内でリークされ、野口は自宅の玄関の外からチェーンを取り付けて中から出られないようにして奈央子を監禁していた。


西崎から奈央子を助けたいと持ち掛けられた希美は、再会した成瀬の勤めるレストランの出張サービスに便乗して野口家に侵入し、奈央子を連れ去る計画をたてる。

希美は安藤だけは野口の直接の部下になるので、計画に巻き込まないようにしようと伏せていたが、安藤は希美たちが何かについて計画している事に気づいていく。

自分だけ何も教えて貰えず、想いを寄せていた希美が成瀬を頼っていて、計画に成瀬が関与している上に、西崎までも絡んでいると知って、嫉妬から安藤は西崎が野口家に入った後で外からチェーンをかけてしまった。

西崎は奈央子を連れ出そうとするが、奈央子の望みは野口から逃れる事ではなく、将棋の勝負のアドバイスを受ける希美に嫉妬し、希美を野口から離すことだった。外に逃げられなくなってしまった西崎は野口から暴行を受ける。

揉み合っている中、奈央子は野口を撲殺して自分を刺して自殺してしまった。

西崎は奈央子が野口だけを見て、野口との愛のために自殺した事実を受け入れられず、野口が奈央子を刺したので西崎が野口を撲殺した事にしてくれと希美に頼み、刑に服した。


事件から10年後、希美は末期の胃癌になり余命宣告を受けていた。

夏恵は成瀬の実家が燃えた事件の時効が間近に迫り、茂がどうしても犯人を突き止めようとしているため、犯人は成瀬の父親だった事を黙っていた罪悪感から声が出なくなっていた事を告白し、茂は成瀬の疑いを解く。

出所した西崎は希美の病状を知り、成瀬に伝え、一人で誰にも教えずに死ぬつもりだった希美に地元の島で一緒に居ようと伝え、希美は成瀬のもとにやってくる。


と言うものです。


■安藤派か成瀬派か

最終回まで、希美が選ぶのは安藤か?成瀬か?って感じだったかと思うのですが、ビジュアルもキャラの性格も完全に成瀬くん派だった私はこのラストで胸キュンでしたね!

ほんとにね、序盤は愛人がクソむかつくし、お母さん壊れすぎで、希美ちゃんがどんどん不憫になっていき、頼って貰えない成瀬くんの切なさも相まって見ていて苦しかったんですけど

グレちゃったあとの更生した成瀬くんが、もう、カッコよすぎる。

「一緒に帰らん?」
「ただ、一緒におらん?」

は、きっと語りづがれる名セリフになったと思います。ぼくは死にましぇん的な。いや、そこまでの知名度にはさすがにならないですけども。

Nのためにファンにはタマラナイセリフのはずです!安藤派はどうかわからないですが。

っていうか、安藤というキャラは良いと思うんです。自信家で野心家でポジティブで、希美は安藤のポジティブさに救われていたんだなと思うのですが。

どうも私は賀来賢人の口元が受け付けないんですよw 顔が好みじゃないってだけw


■『Nのために』で一番好きなシーン

一番好きなのは、実は「一緒におらん?」のシーンより、夏恵さんの声が戻るところのシーンです。

あの絞り出すように最初の泣き声が出てからの号泣は、素晴らしい!子どもが居ないけれど、ずっと優しく寄り添う茂さんの大きな愛が素敵です。

『のぞみ(N)』×『しんじ(S』 という希美と成瀬くんのカップルはN極とS極で惹かれ合う。『しげる(S)』×『なつえ(N)』もそうだ!みたいな考察を読んだことがありますが、良く考えたなあと思いました。

原作者の湊かなえはそのへんどうなのかとかコメントはしてないみたいですけどね。


■ちょっとだけモヤモヤしていること

個人的にモヤモヤしているのは、奈央子と西崎の不倫を社内の一斉メールでリークしたのは誰だったのかが明かされていないこと。原作ではわかるのかしら。なんかその謎のままになっているので釈然としないです。

ストーリー、役者の芝居、演出、音楽、主題歌と全てが申し分なし!って感じだったのに、小出恵介があんな事になっちゃって。ケチついちゃった感じで残念でなりません。。。


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何度も観てしまうドラマ『Mother』について語りたい

こんばんは。今日は何度も見返してしまうドラマ『Mother』についてあれこれ語りたいと思います。

2010年に日本テレビで放送された、芦田愛菜の天才ぶりで日本中に衝撃を与えたドラマ『Mother』なんですが、当時はノーマークでいたため、話題になっていた時には既に5話くらい話が進んでしまっていたのでスルーしてしまいました。

3年前にHuluに加入して「そういえば見たかったんだった」と思って夜中に見始めたんですが、止まらなくて止まらなくて。一気に5話くらい見てしまって完全に寝不足になってしまって。

翌日も気になってソワソワして、結局最終話まで一気に見てしまい、もう最後の3話とか嗚咽混じりで泣いていました。


■『Mother』のあらすじ

もうあたまりに知られているのであらすじはかかずとも良さそうですが、簡単に話の流れを言うと

小学校1年のクラスの担任を臨時で引き受ける事になった鈴原奈緒(松雪泰子)は、クラスでちょっと変わった道木怜南(芦田愛菜)に気に入られる。

怜南は母親の仁美(尾野真千子)交際相手(綾野剛)から日常的に虐待を受けており、仁美もそれに気が付いていたがシングルマザーの寂しさから交際を続ける方を優先し、黙認していた。

ところが、交際相手が怜南に女性的な興味を持っているようなそぶりがあった事を目撃し、嫉妬から真冬の夜に薄着の怜南をゴミ袋に入れて外に放置してしまう。虐待を心配していた奈緒がかけつけ、運良く発見して保護する。

学校は怜南の虐待の通報について慎重すぎる所があり、正規の方法で怜南を助ける事には望みが薄いと感じた奈緒は、怜南を海へ転落して事故死したように見せかけて東京へ連れていき、自分の子として育てる事にした。


奈緒が研究してた渡り鳥から「継美」と名付け、親子としての生活を模索する。

奈緒自身も、母親に捨てられて養母に育てられていたため、母親と娘という関係には思うところがあった。

奈緒の養母鈴原藤子(高畑淳子)は奈緒を引き取った後に産んだ次女、三女と同じように実子のつもりで育ててきたが、大人になっても一線を引く奈緒を機にかけていた。

しかも奈緒には内密に、奈緒を捨てた実母望月葉菜(田中裕子)が接触してきた事がひどく気に入らなかった。

葉菜は一度娘を捨ててしまった身で、今さら実母と名乗り出る資格がないことは承知していながらも娘を想っていた。


東京に帰ってきた奈緒を一目見て、娘だと気が付いた葉菜は想いを抑えきれず、孫娘だと思った継美に接触する。「うっかりさん」というあだ名をつけられ、打ち解けるうちに奈緒とも接触し、やがて継美は行方不明である道木怜南であることに気が付く。

何か大きな理由があると悟った葉菜は、鈴原継美として東京で学校に通い、普通に暮らせるように働きかける。だが、その過程で葉菜が実母だと気が付いてしまった奈緒は激しく葉菜を拒絶する。


鈴原家に身を寄せていた2人だったが、継美は奈緒が誘拐してきた怜南であると知った藤子は、犯罪者の家族になる事を避けるため養子縁組を解消し、2人は出ていく事になった。

実は重度の病を患っていた葉菜は入院していたが、継美の真相を知っているジャーナリストの藤吉(山本耕史)から仁美が東京まで来ている事を聞きつけ、急遽退院して2人を自宅に匿った。

仁美に見つかってしまうが、継美自身が仁美を拒絶する事で仁美は連れ帰ることを諦めて帰るが、警察に虐待死を疑われていた仁美は誘拐されて東京に居ると話す。

警察に捕まってしまう前に、違法で戸籍を買う事を進める葉菜だったが、手続きが間に合わず、奈緒は逮捕され継美は施設に保護された。

施設では継美から怜南に戻り、新しい生活を始めていた様に見えたが、ずっと奈緒を母として求めていて「もう一度誘拐して」と電話をかけてくる。

施設から一人で奈緒を訪ねにきた継美は、葉菜の最後を看取り、再び大人になったら必ず見つけるからと話して施設に返す。

10年後、2人は再開し、クリームソーダを一緒に食べていた。


という話です。


■それぞれの母と娘の関係が泣ける

もうね、ほんとね、すごいの!全部が!

松雪泰子は主演なんだけど、なんかもう色々食われちゃってて主演って感じがしません。

ひたむきに奈緒を慕う継美を演じた芦田愛菜ももちろん本当に素晴らしいんだけど、私が一番このドラマで絶賛したいのは、うっかりさんの田中裕子です!

『Woman』でも素晴らしかったんですが、うっかりさんキャラの方が好きですね。うっかりしてて、ほんわかしていて、でも芯の部分は全力で娘を守ろうとする母親なんです。

継美に対しても、真相を知っても奈緒の子、自分の孫として自然に接しているのもいいです。

病室で「貴方の娘でいさせて」と言われて、母として娘に接っしたい想いが溢れた時のあの抱擁シーンとか、あれで泣かないならどこでなら泣くの?みたいな感じです。


息子の件で色々言われているけれど、高畑淳子は役者として凄く上手いと思う。昼顔みたいに品のないズケズケ言う姑役もすごく自然に見えるのに、このドラマでの高畑淳子は身のこなしから何から全部クールで女社長!って感じで、毅然としていながらも母性が溢れる感じが凄く自然で。

奈緒を想う気持ちは実母には負けない!っていう意地も凄く良く表現が出来ています。養子縁組を解消して出て行った奈緒が葉菜の元へ身を寄せたと知った時の「あの子は出て行ったんじゃないわ、帰ったのよ」というセリフにその切なさや葛藤が良く出ていました。

素直にスッゲーと思います。


■一番芦田愛菜すげえと思ったシーン

個人的にあっぱれだなと思ったシーンは、養子縁組を解消する時の芦田愛菜の静かな「泣き」ですね。わんわん泣く子役は多いけれど、静かに自然に泣く子役の芝居はなかなか見ません。

カメラの奥で、きちんと座って自分のせいで奈緒が家族から家族じゃなくなる事を受け止めて泣く小さな継美は凄かったですよ。

その前の継美なりに奈緒を想って一人で室蘭に帰ろうとして、奈緒に見つかった時のお母さん!とか、仁美に「もうママじゃない」と言い放ってから奈緒に抱かれて「泣いていいの」と言われてからの号泣とか凄いシーンは沢山あるんですが、私は静かに泣いたこのシーンがベストですね!

仁美と継美の回想シーンで、海に置き去りにされかけて健気に仁美を追いかけたり、仁美が彼氏と旅行に行ってしまって一人で留守番しているとことか、もう可哀想で見ているのがツラくて仕方なかったです。

芦田愛菜の芝居が凄いからこそ、ちゃんと感情移入して見ることができたからですよね。

当時5歳だった芦田プロも中学生です。月日はたっていますが、この先も伝説級の名作だと思いますね!


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83年産まれが中学生の時に衝撃を受けたドラマ『沙粧妙子‐最後の事件‐』について語りたい

今回はまた懐かしいドラマというジャンルから、中学生の時に放送していて衝撃だったサスペンスドラマ『沙粧妙子‐最後の事件‐』について語りたいと思います。

『沙粧妙子』は95年にやっていたフジテレビのドラマだったんですが、ショッキングな猟奇殺人シーンが多くてインパクトが半端じゃなかったんですよ。

■今思うと出演陣がかなり豪華なドラマ

『沙粧妙子‐最後の事件‐』は浅野温子が演じる主人公が猟奇殺人を取り扱う刑事なんですけど、いろんな殺人犯が被害者の口に薔薇の花びらを詰め込むっていう共通点があって、それを辿っていくと、かつての恋人の存在に辿りつくっていう話です。ざっくばらんに言えばね。

ほぼ全話で犯人が変わり別の事件になるんですが、その犯人と被害者の顔ぶれが凄いんですよ。アッサリ殺される役に反町隆史や神田うのが使われていて、ほんの数秒しか映らないんですが「今のって!!」ってなるんです。

当時はまだそこまで知名度はなかったせいもあるかもしれません。

初回の犯人はなんと香取慎吾でした。香取が殺人犯!なんて新鮮なんでしょう。しかも彼、1話の最後でプールで死ぬんですけど、薔薇の花びらを咥えてプールに浮かぶ香取くんがとても美しかったです。

美しかったと言えば、柏原崇と広末涼子の回がまた印象的です。武器を作っていた柏原崇を、家出少女なんだか、さらわれたんだか忘れましたが、広末涼子が盲目的に慕ってしまうんですよ。

柏原崇も広末を愛してしまったんだか、2人が通わせる感情は異常な状況下で産まれた間違った愛情だと主人公は言うんですけどね、逮捕されて移送される車を広末が走って追いかけるシーンが凄くぐっとくるんですよ!

待って!っと言ってずっと走って追いかける広末。切なそうな柏原崇。なんとか信号待ちで車は止まって、2人は窓越しに見つめ合うんです。言葉は交わさないんですが、何とも言えない情熱を交わすんですよ。そしてまた車が走り出して、離れ離れになるんですが、ドラマの中でも1番好きなシーンですね!


■最も衝撃的だったシーン

猟奇殺人事件ばかり出てくるドラマなので、ショッキングなシーンは沢山あるので、そういう意味での衝撃はだんだん麻痺してきちゃうんですが、展開的に一番絶望したのは主人公の相棒だったギバちゃんの恋人(奥さんだったかな)の飯島直子が殺されてしまう展開です。

しかも白い布でミイラみたく巻いて、薔薇の花びら付き。どうやってやったのか知らないけど、普通の自宅の部屋なのにスポットライトみたいな照明に変えてね。

部屋バーン開けたら彼女がそうなってた的なやつです。

ギバちゃんが声にならない怒りで唸るように泣くんですが、聞いていると胸が詰まる感じでしたね。全く関係ない人が巻き込まれて殺されてしまったのですっげー鬱回でした。


■ツッコミどころも豊富な『沙粧妙子‐最後の事件‐』

そんな『沙粧妙子‐最後の事件‐』は当時から話題性も大きく注目されていたドラマでしたが、最終的な真犯人は何のひねりもなく佐野史郎でした。

もったいぶって真犯人を伏せて最終回で明かした割には、ずっと怪しげな感じでジトーっとしていた佐野史郎だったので、もっと意外性のあるキャストを期待していたのにキャラ通りすぎるわ!と一緒に見ていた母が言っていましたねw 

あと、浅野温子の役作りがちょっと変っていうか、薬でもやっちゃってるんですか?っていう小刻みな震えと高速瞬きにたまに白目だったりして、見ていてこの人が一番ヤバいと思っていました。


『沙粧妙子‐最後の事件‐』は最近でいうと『ストロベリーナイト』にちょっと雰囲気が似てるという声が出ていますが、色んな殺人事件が梶浦という一つのキーワードで繋がっている点では沙粧妙子の方がストーリーが壮大ですね。

気になるところは、口の中の花びらを取るシーンとかに過剰な気持ち悪い音を使うところですね。水音っていうんですか?あれ、嫌だったー

20年以上前のドラマですが、今見ても充分面白いと思います。DVDにもなっているようなので、借りようかな。


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83年産まれが懐かしむ夏ドラマ【神様、もう少しだけ】を語りたい

今日は懐かしいドラマというカテゴリーで『神様、もう少しだけ』について語りたいと思います。

これまで見て来た夏ドラマで印象的だったドラマは数多くありますが、『神様、もう少しだけ』程、毎回号泣しながら見ていたドラマは他になかったですね。


■援助交際でHIVに感染する、というショッキングなテーマ

『神様、もう少しだけ』の放送は98年!そんな前なんですね!!

援助交際でHIVに感染してしまった女子高生が、孤独を抱えた作曲家と恋に落ちるドラマです。

主演の深田恭子がとっても初々しくて、今もそんなに芝居は上手くなっていませんが、この時はほぼ素人です。相手役の金城武も日本での活動はあまりなかったせいか日本語がやや片言なんですね。なので棒読みぎみに聞こえます。

この2人より加藤晴彦の方が上手かったと思います。

では何故あんなにもこのドラマで泣いたのか?それは、田中好子が演じる母親っぷりがとにかく切なかったからです!

夫婦仲が上手くいかず、娘は夜遊び三昧で反抗期、息子は高校受験という生活の中で別の男性に心を惹かれてしまう、決して良い母親ではないんです。

でも、援助交際でHIVに感染し、学校でいじめられ、自暴自棄になり荒れていく娘に対して全力でぶつかっていくんです。

正直主演の2人の恋模様よりも、この圧倒的な母性を描いたストーリーに泣かされました。

田中好子はずっとこのドラマで演じた「理想の母親」というイメージがありますね。


■主題歌はLUNA SEAの『I for you』

主題歌も印象的です。

私はあまり河村隆一が好きではないんですが、『i for you』だけは好きです。

でもやっぱり河村隆一が苦手なので歌番組でこれを歌った時この人マイク食うんじゃないかって勢いだったので引いてしまいましたが…。

劇中歌の『sky』もいいですよね。本編では歌手役の仲間由紀恵が歌っていますが、レコーディングは工藤静香でした。

あと深田恭子が使っていたピッチの着メロ(しかも和音じゃなくて単音)が何の曲かわからないんですがいつも気になっていましたw


■ラストがリアリティーに欠けすぎる事が惜しい

ストーリーは妻を病気でなくした作曲家が、もう一度愛する人を病気で失うのは耐えられないとかで別れることになるのですが、数年後に再開してやっぱり最後まで一緒に居ようとなります。

そして病気ごと受け入れると言って、ゴムつけないでして、妊娠するんですけど、相手の男にも産まれた赤ちゃんにもHIVは感染しなかったんですよね。

そこだけ、なんか非現実的だなー。HIVの問題を扱うんならそこを美談には出来ないんじゃないかなーと思いました。

あと綺麗なウエディングドレス姿で死ぬんですけど、HIVで死ぬ人はいろんな病気を発症してかなり悲惨なビジュアルで亡くなる場合が多いので、その辺もどうかなという所ではあります。

ドラマの中盤でめっちゃ濃厚で長いキスシーンがあるんですが、キスでHIVは移らない事を伝えたかったらしいです。そこまで演出するなら、やっぱり終わり方もリアルにして欲しかったですね。

まあね、でもね、ドラマだから!w



そういえば、HIVを感染させた援助交際の相手の役をやった永堀剛敏って見なくなったなと思ったら一時俳優業を止めていたのね。独特な顔で冴えない・キモイ系の役がぴったりすぎる人だった。

今はぼちぼち出ているみたいだけど、見つけたことはないですね。

加藤晴彦もこの頃はバンバン出ていましたね。こないだの小さな巨人ではクソムカつく役をやっていましたが、虫唾が走る感じでやっぱり上手かったです。


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プロフィール

ちょっこ

Author:ちょっこ
1983年産まれ、東京生まれ東京育ち。東京ディズニーランドと同い年。ファミコンとも同い年。キレる17歳って言われていたあの世代です。

昔っからテレビっ子。ドラマ大好き。今はテレビの他にHuluでもあれこれ漁っております。

懐かしのドラマのレビューや、最新のドラマ情報やあらすじ紹介なんかをあれこれ書こうと思っています。

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